中古車査定士とその査定のポイントについて
中古車を売却しようとする際には、中古車買取専門店、或いは中古車販売店に売却しますし、下取りに出して新車を買おうとする際にはディーラーに下取りしてもらいます。そのいずれの場合にも、中古車の価値を判断するために、資格を持った中古車査定士が査定を行います。資格といっても民間資格ですが、自動車の構造や法律、整備方法など、とても豊富な専門知識が中古車査定には必要です。そのため、中古車査定士の試験を受けられる条件としては、自動車の運転免許証を持っており、且つ自動車の販売もしくは整備の経験を1年以上積んでいることと、中古車査定に関する協会が実施する研修を3日間受講し、終了していることとなっています。
中古車査定士の試験内容は、学科試験と実技試験があります。学科試験は、中古自動車の査定制度や査定基準、加減点基準、自動車の構造や機能及び取り扱いについて、そして、保安基準や法規などに関する知識も問われます。一方、実技試験は、実際に中古車の査定を行い、それを審査してもらうことになります。中古車査定士は、このような試験を合格した、中古車に関する査定のプロです。従って、この資格を持っていることが、中古車の査定に間違いが無いという証になるのです。
中古車査定士が実際に中古車の査定を行う際に査定するポイントはかなり多くありますが、査定に大きく影響するポイントは二つです。先ずはその中古車の車種です。当然ですが、人気車種が高ポイントとなります。最近の傾向としては、ミニバンやステーションワゴンなどの人気が高いのですが、そろそろ市場も飽和状態になってきているようです。また、震災以降は軽自動車の需要が高いそうです。車種に関連して、その中古車のグレードも査定に大きく影響します。現在の自動車は、同じ車種でもグレードが違えばまるで別物というくらいに品種に富んでいて、装備品や排気量などといった部分が査定額にかなりの影響を及ぼします。